赤ちゃんが大きくなっていくにつれ、離乳食やトイレなどのトレーニングをしますよね。実は、寝かしつけも立派な「しつけ」トレーニングなんです!大切なことは、家族にあったトレーニング!トレーニングというと、大変なイメージがありますが 家族が無理なくできることが一番効果があります。生活リズムを整えつつ、できる基本トレーニングを紹介します。(1) 眠る環境を整えるまずは寝室の環境を整えるところから始めましょう。寝室は静かで、清潔にすることが大事です。もちろん暗さも大切ですので、遮光カーテンなどを使ってみるのも良いでしょう。夜間授乳用に間接的な小さい明かりがあるといいですね。子供が寝付くまでは家族の協力も大切です。パパの帰宅時間が寝かしつけの時間に重ならないようにするなど、無理のない範囲で意識してみてください。(2) 寝る儀式を繰り返しましょう毎日繰り返す事を決めて、眠りヘのルーチンを作るようにしましょう。例えばごんな順番はいかがでしょうか?!ご飯お風呂歯磨き(歯を数える)トイレ(オムツ交換)ぬいぐるみや家族に「おやすみ」と言う家中の電気を一緒に消しながら寝室まで行く絵本子守唄おやすみ(3) 90秒待つ夜泣きし始めてしまっても、実は寝言の延長の場合も多いです。そのまま再入眠するかもしれないので、90秒ほど待ってみましょう。90秒経っても泣き止まないようなら、次の2〜3分は優しく背中をトントン、さすさすしてみましょう。それでもダメなら抱き寄せたりお腹にのせて再入眠を促します。電気をつけたり、立って抱っこすることは、長期的にみると再入眠の妨げになります。(4) 母乳やミルクの飲ませ方寝かしつけに母乳を使っている方は、成長とともに注意が必要です。成長していくごとに1回に飲む量が増えていきますが、母乳は無限には出ません。そして、生後7ヶ月頃から、たそがれ泣き(コリック)がはじまる子がいます。その時間帯に母乳をあげていると、肝心の寝かしつけのタイミングでうまく母乳が分泌しなくなります。なので、眠る3時間前は母乳は休みましょう。また、眠る前はミルクを活用するのもいいでしょう。(5) どうしてもダメな時長い育児の間にはどーーしても寝てくれない時もあります。何をやってもダメな時、そんな時の対応をあらかじめパパと決めておきましょう。ママがもうダメと思った時にパパにいう合言葉。それを聞いたパパは何も言わずにベビーを抱っこ紐に入れて夜間の散歩に出かける....など。また、オススメではないですが夜泣きがひどい子は夜間断乳すると案外寝てくれます。基本は以上です。即効性はないかもしれませんが、基本は続けてみてください。